前回までの偉人株式会社
歴史上の偉人7人が設立した「偉人株式会社」。
トーマス・エジソン率いる「発明株式会社」との共同研究も決まり、商品化への道が開けました。
しかし、必要な資金は約2億5,500万円。
7人の出資金7,000万円を差し引いても、1億8,500万円が不足しています。
そこで徳川家康が銀行融資に挑みますが、結果は失敗。
商品の魅力は説明できても、売上や返済について具体的な数字を示せなかったのです。
果たして家康たちは、銀行を納得させるだけの根拠をつくることができるのでしょうか。
偉人株式会社の7人
徳川家康|COO(最高執行責任者)
決まった方針を実行に移し、会社を動かす。
劉邦|CEO(最高経営責任者)
会社全体の方向を決め、最終判断をする。
諸葛亮|CSO(最高戦略責任者)
市場や競争を分析し、会社がどこでどう戦うかを考える。
豊臣秀吉|営業責任者
商品を売り、顧客を増やす。
坂本龍馬|事業開発・提携責任者
新しい事業を探し、社外の企業や人とつなぐ。
ガリレオ・ガリレイ|商品開発・研究開発(R&D)責任者
アイデアを形にし、技術や品質を検証する。
クレオパトラ|CMO(最高マーケティング責任者)
顧客が何を求めているのかを考え、商品の価値をどう届けるかを設計する。
銀行に見せる数字がない
渋沢銀行から戻った徳川家康は、会議室に全員を集めた。
秀吉「それにしても、あの銀行員は厳しかったな! 商品の魅力は十分に説明したのに!」
家康「栄さんが知りたかったのは、商品の魅力だけではありません。いくら売れて、どれだけ利益が残り、どう返済するのか。その根拠です」
確かに、偉人株式会社には大きな夢があった。
しかし、商品はまだ完成しておらず、販売価格も決まっていない。何社が購入してくれるのかさえ分からなかった。
必要なお金は計算したのに、どうやって稼ぐのかを計算していなかったのだ。
諸葛亮「まずは、銀行に説明できるだけの根拠を集めましょう」
家康は、ホワイトボードに4つの項目を書いた。
- 試作品をつくり、開発期間と費用を確かめる
- 製造原価と販売価格を検討する
- 市場調査を行い、需要と市場規模を確かめる
- 売上・利益・資金繰りを計算し、返済計画をつくる
ガリレオは試作品の開発を、クレオパトラと秀吉は市場調査を担当することになった。
集まった数字を諸葛亮が整理し、家康が資金計画にまとめる。
劉邦「よし。銀行を納得させるためだけじゃない。まずは、俺たち自身が納得できる計画をつくろう」
こうして偉人株式会社は、事業計画を一から見直すことになった。
まずは、試作品をつくろう
数日後。
ガリレオが、エジソンとの打ち合わせを終えて戻ってきた。
ガリレオ「発明株式会社のエジソンと話してきた。既存の技術を活用すれば、試作品なら約3カ月で完成させられる見込みだ」
秀吉「3カ月!? そんなに早くできるのか!」
ガリレオ「エジソンたちが持っているAIや仮想空間の技術を活用できるからな。ただし、あくまで機能を限定した試作品だ」
家康「試作品の開発費は、どのくらい必要ですか?」
ガリレオ「エジソンと相談した結果、試作品3台の製作と動作検証に、約2,000万円を見込んでいる」
家康「商品開発・試作費として見込んでいる1億8,500万円のうち、2,000万円を先に使うということですね」
ガリレオ「そうだ。実際に試作品を動かせば、商品化までに必要な費用も、より正確に見積もれるはずだ」
諸葛亮「3台というのは、最大で3人しか使えない商品になるということですか?」
ガリレオ「いや。今回は3台を接続して、複数人が同じ仮想空間で体験できるかを確かめる。将来的には、もっと多くのカプセルを接続できる設計を目指している」
龍馬「離れた場所にいる人同士でも、一緒に研修できるんじゃな?」
ガリレオ「そのとおりだ。東京と大阪、さらには海外にいても、同じ状況を体験できるようにしたい」
秀吉「よし! それなら俺たちも、買ってくれそうな企業を探してくるぞ!」
クレオパトラ「ええ。どんな企業が興味を持ってくれるのか、しっかり調べましょう」
こうして、ガリレオはエジソンと試作品の開発を進め、クレオパトラと秀吉は市場調査に取りかかった。
そして、3カ月後。
偉人株式会社の開発室には、卵のような形をした3台のカプセルが並んでいた。
ついに試作品完成! AIが生み出す仮想世界
秀吉「おおっ! 本当にできたのか!」
ガリレオ「試作品だがな。まずは3人で体験してもらおう」
最初にカプセルへ入ったのは、劉邦、家康、秀吉の3人だった。
装置が起動すると、目の前に食品メーカーの会議室が現れた。
どうやら3人は、この会社の経営陣という設定らしい。
突然、緊急の知らせが表示された。
「販売中のお菓子に、金属片が混入している可能性があります。すでに購入したお客様から、けがをしたという連絡も入っています」
秀吉「大変じゃないか! すぐにお客様へ連絡しないと!」
家康「まずは事実関係を確認しましょう。販売停止も検討する必要があります」
劉邦「安全が最優先だ。販売を止めて、回収の準備を進めよう。秀吉は取引先への連絡を頼む」
秀吉「任せろ! すぐに連絡してくる!」
秀吉は、取引先に次々と電話をかけた。
秀吉「うちのお菓子に金属片が入っているかもしれん! とにかく販売を止めてくれ!」
ところが、その直後、新しい知らせが届いた。
「取引先から『すでに販売した商品はどうすればいいのか』『お客様には何と説明すればいいのか』という問い合わせが殺到しています」
秀吉「しまった! 販売を止めることしか伝えてなかった!」
家康「回収方法やお客様への案内も、決めておく必要がありましたね」
さらに、SNSでは「金属片入りのお菓子が販売されていた」という情報が拡散し始めた。
秀吉「ちょっと待て! そんな展開、聞いてないぞ!」
ガリレオの声が聞こえた。
ガリレオ「それが、この商品の特徴だ」
3人がカプセルから出ると、ガリレオが説明を始めた。
ガリレオ「この装置は、あらかじめ用意された選択肢を選ぶだけではない。参加者の判断や会話をもとに、AIが次の状況を新しく生み出していくんだ」
秀吉「つまり、俺が違う対応をしていたら、取引先も混乱しなかったかもしれないのか!?」
ガリレオ「そういうことだ。しかも、複数人の判断を反映できるから、チームとしての対応も振り返れる」
家康「実際の仕事に近い体験ができるわけですね」
ガリレオ「そのために、エジソンのAI技術が必要だった。ただし、今は限られた状況で動作を確認できただけだ。商品化には、まだ多くの開発が必要になる」
家康「では、開発費はどうなりましたか?」
ガリレオは、試作品の費用を示した。
| 試作品の開発費 | 実績 |
|---|---|
| カプセル3台の製作・機器組み込み | 580万円 |
| AI・仮想空間技術の調整 | 720万円 |
| 複数カプセルの接続・同期機能 | 390万円 |
| 動作検証・調整 | 260万円 |
| 合計 | 1,950万円 |
家康「予算2,000万円に対して、50万円少なく済んだのですね」
ガリレオ「さらに、試作品の結果を踏まえて、エジソンと商品化までの費用を見直した」
| 商品化までの開発費 | 金額 |
|---|---|
| 試作品の開発費(実績) | 1,950万円 |
| AI・仮想空間の機能拡充 | 8,000万円 |
| 多人数接続・システムの安定化 | 3,500万円 |
| 安全性・耐久性の検証、量産準備 | 2,500万円 |
| 企業向け分析・管理機能の開発 | 2,000万円 |
| 合計(見込み) | 1億7,950万円 |
家康「当初の1億8,500万円より、550万円少ない見積もりになりましたね」
ガリレオ「試作品を動かしたことで、必要な開発作業が具体的になったからな。ただし、量産するカプセルの製造費や、販売後のAI運用費は別だ」
諸葛亮「販売するカプセル1台の製造原価は、どのくらいになりそうですか?」
ガリレオ「現時点では約200万円と見込んでいる。こちらも量産準備を進めながら、さらに精度を上げる必要がある」
そのとき、クレオパトラが口を開いた。
クレオパトラ「開発費が見えてきたところで、こちらの市場調査の結果も報告するわ」
秀吉「俺もずいぶん走り回ったぞ!」
クレオパトラ「今回は、商品への興味だけじゃなく、実際に導入したいか、いくらなら検討できるかまで聞いてきたの」
全員の視線が、クレオパトラに集まった。
6,000億円の研修市場に参入できるのか
クレオパトラ「オンラインでのアンケートや個別のヒアリングを組み合わせて、150社から回答を集めたわ」
劉邦「それで、反応はどうだった?」
クレオパトラは、調査結果を示した。
| 調査結果 | 企業数 |
|---|---|
| 回答を得た企業 | 150社 |
| 商品に興味を示した企業 | 45社 |
| うち、具体的な体験を希望した企業 | 15社 |
| うち、価格・条件次第で有料導入を検討したい企業 | 5社 |
秀吉「45社も興味を持ってくれたのか!」
クレオパトラ「ええ。でも、実際に体験したいという企業は15社。その中で、有料導入まで検討したいという企業は5社だったわ」
秀吉「5社も買ってくれそうなのか!」
クレオパトラ「まだ購入が決まったわけじゃないわ。でも、大きな前進よ」
龍馬「複数の拠点を持つ企業なら、遠隔研修の需要もありそうじゃな」
クレオパトラ「そうなの。全国に支店やグループ会社を持つ企業からは、離れた場所にいる社員が同じ仮想世界で研修できる点に興味を持ってもらえたわ」
秀吉「ということは、1社に何台も売れるかもしれないのか!」
クレオパトラ「最初は1台でも、効果が認められれば、別の拠点や子会社にも導入してもらえるかもしれないわ」
秀吉「だったら、1社で20台も夢じゃないな!」
諸葛亮「可能性はあります。ただし、まずは1台導入してもらい、効果が認められてからの話です。追加導入には順番があるということです」
劉邦「なるほど。1社との契約が、その後の大きな取引につながる可能性もあるわけだな」
クレオパトラ「そして、市場全体についても調べてきたわ」
クレオパトラは、別の資料を開いた。
国内の企業向け研修サービス市場は、年間約6,000億円。
秀吉「6,000億円!? とんでもない市場じゃないか!」
諸葛亮「ただし、そのすべてが私たちの市場になるわけではありません」
秀吉「またか!」
諸葛亮「一般的な新人研修や語学研修なども含まれています。私たちが最初に狙うのは、その中でも判断力やチーム対応力を高めたい企業です」
クレオパトラ「それに、集合研修やオンライン研修、VR研修など、すでにさまざまなサービスがあるわ」
ガリレオ「だが、参加者の行動によってAIが新しい状況を生み出し、それが連続していく体験には、我々ならではの強みがある」
クレオパトラ「だからこそ、その違いにどれだけお金を払ってもらえるかが重要なの」
家康「販売価格については、どのように考えていますか?」
クレオパトラ「まずはカプセル本体を500万円と仮定しているわ」
秀吉「製造原価が約200万円なら、十分に利益が出るんじゃないか?」
家康「製造原価だけではありません。開発費や営業費、設置費用なども回収する必要があります」
クレオパトラ「調査では、500万円なら導入を検討したいという企業もあったわ」
龍馬「なら、次は実際に試作品を体験してもらう番じゃな!」
クレオパトラ「ええ。それと、販売後もAIの利用や保守、ソフトウェアの更新が必要よ。そこは年間契約と利用量に応じた料金を組み合わせる方法を考えているわ」
ガリレオ「実際のAI運用費は、利用時間や接続人数によって変わる。試作品のデータを使って確かめる必要があるな」
クレオパトラ「そして、もう一つ決めたいことがあるの」
劉邦「何だ?」
クレオパトラ「私たちが、将来どれくらいの会社を目指すのかよ」
クレオパトラは、市場規模を示した資料に数字を書き加えた。
当面の目標は、市場規模の0.1%に相当する売上。
秀吉「0.1%? ずいぶん小さい目標だな!」
諸葛亮「それでも、年間約6億円に相当します」
秀吉「6億円!? それなら悪くないな!」
クレオパトラ「そして、長期的には5%を目指したいわ」
秀吉「5%だと、いくらになるんだ?」
諸葛亮「年間約300億円です」
秀吉「300億円! よし、それでいこう!」
クレオパトラ「ちなみに、業界大手には年間売上高が200億円を超える会社もあるわ」
秀吉「200億円!? そんな会社と競争するのか!」
クレオパトラ「ええ。でも、私たちが目指すのは、もっと先よ」
劉邦「まずは0.1%に相当する6億円。そして、将来的には4%を超え、5%に相当する300億円を目指そう。今の業界大手を追い越すくらいの会社にするんだ!」
龍馬「面白い目標じゃのう!」
秀吉「それなら、新人研修も語学研修もできるようにして、6,000億円の市場を全部いただこうじゃないか!」
ガリレオ「技術を応用すれば、研修の種類を増やせる可能性はあるな」
諸葛亮「市場に参入できることと、市場を独占できることは違いますが……」
家康「まずは、その大きな目標に向けて、目の前の一社からですね」
大きな市場があることと、自分たちの商品が売れることは違う。
偉人株式会社は、ようやくその違いを数字で確かめ始めた。
販売計画
家康「では、実際に何台売る計画にするのか、考えてみましょう」
諸葛亮「市場調査の結果を踏まえ、まずは次のような販売計画を考えています」
諸葛亮は、ホワイトボードに数字を書き込んだ。
| 販売計画 | 1年目 | 2年目 | 3年目 |
|---|---|---|---|
| 新規販売台数 | 10台 | 25台 | 50台 |
| 累計導入台数 | 10台 | 35台 | 85台 |
| 本体売上(500万円/台) | 5,000万円 | 1億2,500万円 | 2億5,000万円 |
秀吉「3年目には50台か! いよいよ大きな商売になってきたな!」
家康「ただし、これは目標です。調査で興味を示した企業が、そのまま購入してくれるわけではありません」
劉邦「分かっている。まずは1年目の10台を目指そう」
諸葛亮「仮に10台売れれば、本体売上は5,000万円。製造原価は1台200万円ですから、10台で2,000万円になります」
秀吉「ということは、3,000万円も残るのか!」
家康「そこから営業費や人件費などを支払う必要があります。3,000万円がそのまま会社の利益になるわけではありません」
秀吉「なるほど……。売上が増えれば、それだけ儲かるという単純な話でもないんだな」
クレオパトラ「それに、本体の販売だけではなく、継続的な収益も考えているわ。
カプセル1台につき、基本利用料は年間36万円を考えているの」
秀吉「本体を売ったあとも、毎年36万円入ってくるのか!」
ガリレオ「ただし、AIの利用やサーバーの維持、保守にも費用がかかる。現時点では年間18万円ほどを見込んでいる」
家康「つまり、1台あたり年間18万円が残る計算ですね」
クレオパトラ「ええ。基本料金に含まれるAIの利用量には上限を設けて、それを超えた分は追加料金にする予定よ」
諸葛亮「ただし、これも共通経費を差し引く前の数字です。実際の利用状況によって変わる可能性があります」
クレオパトラは、もう一つの資料を示した。
| 基本利用料の計画 | 1年目末 | 2年目末 | 3年目末 |
|---|---|---|---|
| 累計導入台数 | 10台 | 35台 | 85台 |
| 年間基本利用料の換算額 | 360万円 | 1,260万円 | 3,060万円 |
| 年間運用費の換算額 | 180万円 | 630万円 | 1,530万円 |
| 年間の差額 | 180万円 | 630万円 | 1,530万円 |
クレオパトラ「導入台数が増えれば、毎年の基本利用料も積み上がっていくわ」
諸葛亮「ただし、この表は各年末の導入台数をもとに計算した年間換算額です。その年に実際に受け取る金額とは異なります」
秀吉「売って終わりじゃないのは魅力的だな!」
そのとき、家康がホワイトボードに大きく数字を書いた。
2,000万円。
家康「ところで、10台を販売するには、先にこれだけの製造費が必要になります」
秀吉「先に?」
家康「そうです。カプセルをつくって納品し、お客様から代金を受け取るまでには時間がかかります」
秀吉「でも、売れれば5,000万円が入ってくるんだろう?」
家康「そのお金が入ってくる前に、製造費の支払いが必要になったらどうしますか?」
秀吉「……あっ」
諸葛亮「帳簿上は利益が出る計画でも、支払いに必要な現金が足りなければ、会社は困ることになります」
劉邦「売れる見込みがあっても、その商品をつくるお金がなければ始まらないわけか」
家康「ええ。だから銀行には、売上や利益だけでなく、いつお金が入り、いつ出ていくのかも説明する必要があります」
秀吉「会社を大きくするにも、先立つものが必要ということだな……」
諸葛亮「しかも、私たちには商品化までの開発費も残っています。製造費だけを考えればよいわけではありません」
銀行に見せるのは、夢ではなく計画
家康は、これまでに集めた資料を机に並べた。
試作品3台の開発実績。
商品化までの開発費の見積もり。
150社への市場調査。
販売価格と製造原価。
そして、3年間の販売計画。
家康「以前、銀行に持っていったのは、必要な資金の見積もりだけでした」
劉邦「今回は違うのか?」
家康「はい。何にお金を使い、いつ商品を完成させ、何台売り、どのように収入を得るのか。そこまで説明できるようになりました」
諸葛亮「ただし、販売が計画どおりに進まなかった場合も考える必要があります」
秀吉「縁起でもないことを言うなよ!」
諸葛亮「計画が外れたときに会社を守るためです」
ガリレオ「開発が予定より長引く可能性もある。そこは私も正直に見積もろう」
クレオパトラ「販売の数字も、試作品を体験してもらった結果を踏まえて見直すわ」
家康「ありがとうございます。あとは、今後必要な資金と、毎年どれだけ利益を出せるのか。そして、借りたお金を無理なく返せるのかを計算するだけです」
劉邦「よし。今度こそ、銀行に持っていける計画をつくろう」
秀吉「そして、あの栄さんを驚かせてやろうぜ!」
家康「驚かせるより、納得していただくことが大切です」
一同に笑いが起きた。
最初に銀行を訪れたとき、偉人株式会社にあったのは、大きな夢と必要資金の見積もりだけだった。
しかし、今は違う。
誰に、何台売るのか。
売った後、どうやって収入を積み上げるのか。
事業の姿が、少しずつ数字になってきた。
ただし、銀行が最後に確かめたいことは、まだ残っている。
「借りたお金を、本当に返せるのか」
家康たちは、もう一度、資金計画と向き合うことになった。
参考・出典
※本記事は歴史上の人物を登場させたフィクションです。偉人株式会社、発明株式会社、渋沢銀行および登場人物の企業活動は架空の設定です。市場調査の回答数、開発費、価格、販売台数、将来の市場シェア目標などは、物語上の仮定です。企業向け研修サービス市場の規模は実際の市場調査を参考にしていますが、カプセル本体の販売市場と完全に一致するものではありません。
